わがまち基金

わがまち基金は地域密着型の金融機関と連携し、NPO、ソーシャルビジネスや社会起業家を応援します。

飲食
㈲丸徳(宮古信用金庫、岩手県)
2015年10月29日

宮古信用金庫は、㈲丸徳への融資を決定しました。

商品写真②.jpg

融資の活用目的:加工場の新築

加工場外観.JPG

事業内容:㈲丸徳は、明治40年の創業以来、国内産の原材料を使いながら、「焼きちくわ」等の無添加で安全な商品を作り続けています。また、地元小学生を対象とした工場見学・体験学習の場を提供し、地域の食文化の伝承にも努めてきました。震災の津波により加工場が全壊・流出しましたが、地元住民からの強い要望を受け、震災から約3年半後に事業を再開しました。

※昭和37年には全国竹輪連合品評会で金賞を受賞し、昭和天皇に桐箱入りで焼き竹輪を献上しています。

商品写真①.JPG融資の活用:

ご融資頂いた資金は、加工場新築のために活用しました。被災直後は、あまりの被害の大きさに一度は事業再開を断念しましたが、国の補助金制度と併用して融資を受けることで、平成26年8月に操業し、4名の雇用を創出することが出来ました。また、工場に直販店を併設し、以前は行っていなかった店頭販売に取り組んでおり、地元顧客の他、通行客や観光客への販売を強化していきます。 今後は、根強いファンが多い「宮コロッケ」をはじめとした手作りの伝統の味を守るとともに、三陸産の海藻を使った新商品を開発することで当地の新たな魅力を発信し、各種イベントでの実演販売にも力を入れていきます。また、「子どもたちに本物の味と地元の良さを知ってもらいたい」という思いから約40年続けてきた、工場見学やちくわ作り体験も再開しており、食文化の伝承と地域貢献にも積極的に取り組んでいきます。

担当者写真.jpg

融資担当者よりコメント:

㈲丸徳は、創業100年以上となる当地の伝統食文化を保存・継承する事業者であることから、地域金融機関としての支援意義が高いこと、また、加工場新築により当地域の雇用確保に繋がることで、震災からの復旧・復興の促進ならびに地域経済の活性化が望めることから、「わがまち基金」による融資を決定いたしました。当金庫としましては、今後も、資金ニーズへの対応をはじめ経営改善および販路拡大支援等、様々な面から積極的に関与していくことで、同社が当地域の復興・復旧の一翼を担っていくことを期待しております。